戦わずして解決する

皆さんこんにちは。
株式会社ナチュラルリンク代表の片山美菜子です。

本日のテーマは、「戦わずして解決する」です。

先日、ある社長とお話をしていました。

するとその社長がおっしゃっていたこと、

「優秀な女性って、結構上司や男性に対して戦ってくるんですよね。
そんなに敵対視しなくていいのに・・・。」

ハッ…!私も戦ってるんかな…と反省しつつ、

そういえば私の周りには、素敵な働く女性がたくさんいらっしゃいますが、
ほぼ皆さん「戦ってらっしゃらないな」と感じます。
 

戦うのではなくて―

 
仕事をしていれば、

うまくいかないこと、理不尽なこと、何でそうなのって言いたくなること、
たくさん出てくると思いますが、
 
それを解決する方法は「戦うこと」ではないですよね。
 
また、営業で1番になりたい!とか、
 
周りより一番良いものをつくりたいとか、
 
ライバルの存在とか、そういったものは大切ですが、同じく、
 
「敵意をむき出しにして戦う」ということではないですよね。
 
つまり、自分の内面や根底には「戦う」という感情があって
それが使命感や原動力になることはあっても、
 
表に出す時は「戦う」感情をそのまま出しちゃいけない。
 
 
こちらが、刀を持っていたとしたら、相手は槍を持ってくる。
こちらが槍を持っていたら、相手は鉄砲。
こちらが鉄砲だとしたら、相手は戦車に乗ってくる。

 
そうやって、ますますうまくいかなくなるだけ。
 
人はみんな「自尊心」というものを持っていて、
それを傷つけられると、例え頭ではわかっていても、
自分を守る為に防衛本能が働いたり、逆に相手を攻撃してしまうそうです。
 
だから、相手の「自尊心」を傷つけないように、
自分の思う方向へ持っていく。
 

ちょっとした心掛けで―

 
…ってかなりのスキルが必要そう!!

と思ってしまいますが、
ちょっとした心がけだそうです。

それは、「人は下から受け止める」ということ。

流しそうめんは、何も欲張って上の方に陣取らなくても、
一番下にいれば、意外と勝手に流れてくる。
(他の人のお箸つきのそうめんは嫌!ということは無しにして…笑)

人も、下から受け止めることが、自然な姿だそうです。

納得いかないことがあったとき上司に、
 
「何でですか!!」と詰め寄るのも時には必要かもしれませんが、

「なぜ、こういった決定になったか、教えて頂けますか?
私自身、まだよく理解できていない部分がありますので、
教えて頂きたいですが」

とか、

「自分なりに考えてみたのですが、
少しだけお話を聞いて頂くお時間を頂けますか?」

とか。

営業で一番になりたいから、周囲を敵対視するのではなく、
 
「是非営業のコツを教えて頂けますか?」

とか、
今度私の営業を見てアドバイスを頂けますか?」とか。
 
相手を下から受け止めること。
  

正しい方向に進んでいるか―

 
自分のプライドはとても大事ですが、
大切なのは、ちゃんと自分が目指すゴールに近づいているのかどうか。

動いている間に、自分のゴールと真逆に歩いてしまってること、
私もよくあります。

せっかくの自分のエネルギーなので、
有効に活用して、

自分が楽しんで納得した結果をつくっていけるように、
日々、頑張っていきたいなと思う今日この頃です。

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